これまで、面接シートのポイントや記載例などについて、解説をしてきました。
今回は、実際に都庁の面接で聞かれる内容について、代表的な質問を取り上げて解説していきます。
さらに詳しくは「都庁面接シートの書き方と面接での質問内容」で解説しています。こちらもよろしければお読みください!
※本ブログチームでは、平成元年~令和3年までの過去問の解答例と解説を順次販売しています。詳細はこちら。
都庁面接の進み方
都庁面接は、どのような流れで進むのでしょうか。
実際に若手職員数名の話を聞いたところ、最近の面接は次のような感じで進むそうです。
※面接官により、多少変わる可能性はあるのでご了承下さい。
- 名前を呼ばれる
- 入室
- 荷物を置くよう促される
- 自己紹介
- 1分間自己PR
- 着席
- 冒頭の雑談
- 質問(左側の面接官)
- 質問(右側の面接官)
- 質問(中央の面接官)
- 最後に一言聞きたいこと
- 面接終了
基本的な流れは一般企業の就活と同じだと思います。 1~12全体で、およそ20~30分程度ですので、終わってみると「あっという間だった」と感じる人が多いです。
都庁面接で聞かれること(20例)
受験生が一番気になることだと思いますが、今回は代表的な質問20例を紹介させていただきます。細かい質問事例は、機会を改めてお届けしたいと考えています!
都庁の面接では、以下のような項目がよく質問されます。以下、テーマごとに箇条書きで紹介します。
※面接シートの記事で解説した項目も含みます。
- 冒頭の雑談
- 面接会場までどうやって来たか?
- 最近のニュースで興味のある話題は?
- 受験生の経験に関する項目
- これまでに学習、研究してきたことは?
- 都政にどう活かせると思うか?
- これまでに力を入れて取り組んだことは?
- 志望動機に関する項目
- なぜ東京都を志望するのか?
- なぜ民間ではダメなのか?
- なぜ国や他の自治体ではダメなのか?
- 希望の部署に行けなかったらどうするか?
- ストレス耐性に関する項目
- 残業が多い部署もあるが大丈夫か?
- かなり厳しいクレームを受ける職場もあるが、ストレス耐性はあるか?
- ストレスはどのように解消するか?
- 受験生の人柄に関する項目
- 職場に苦手なタイプの人がいたら、どのように接するか?
- 自分は周りからどんなタイプだと言われるか?
- 転職者向けの項目
- どのような仕事をやっている(やっていた)か?
- ※かなり具体的に聞かれます
- 後輩を指導したことがあるか?
- 上司と意見がぶつかったことはあるか?
- どのような仕事をやっている(やっていた)か?
- 併願状況に関する項目
- 国や他の自治体と併願しているか?
- そっちが合格したらどうするのか?
- 面接の終わりに
- 最後に、何か聞いておきたいことはあるか?
代表的な質問20個を挙げてみました。さすが公務員試験だけあって、想定外の質問は一つもありませんでした(笑)その他の質問事項は、機会を改めてお届けしたいと思います。
注意しておきたいのは、上記質問はあくまで導入部分です。質問によっては(特に3の志望動機関連は)、ここからかなり深く突っ込まれますので、上記質問からどのように話が広がっていくかを事前に想定することが何よりも重要です。
次回は、それぞれの質問に対する実際の回答例を解説します。
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