勉強の進め方

 都庁に合格する力を効率的につけるには、どのように勉強を進めるべきでしょうか?

 今回は、各科目ごとの具体的な対策方法を解説する前に、全般的な勉強の進め方の目安について解説していきます!

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まずは教養試験から

 公務員試験の勉強は、一般的に専門試験が最も重要で、かつ大変です。地方上級の試験では、通常は憲法・行政法・民法・ミクロ経済学・マクロ経済学・政治学・行政学・社会学などが範囲に含まれているため、準備に膨大な時間がかかります。

 都庁の専門試験も、科目は少ない(3科目記述式)とはいえ、3科目の準備のみで臨む人はさすがにいません。ほとんどの受験生は、4~5科目の準備をしてくるため、やはりかなりの時間がかかります。しかし、都庁受験生にとって大きなハードルになるのは、実は教養試験だと筆者は考えています。これまでの記事でも解説してきましたが、都庁の教養試験には足切りが設けられており、足切り点を超えないと、専門記述と教養論文の採点すらしてもらえません

 これは本当に辛いです。専門記述と教養論文に膨大な時間を費やしてきたのに、教養試験で足切りを食らってしまう受験生が毎年数多く存在しています。都庁受験生は、「何が何でも教養試験の足切りを突破する」という意気込みで勉強をすることが重要です。

 さて、そんな教養試験の試験ですが、以前の記事で解説したとおり、勉強開始前に何点取れたかによって、勉強方法が変わってきます。点数別に分けると、次のようなイメージです。

  • 25点以上:試験1か月前から、時事問題対策を行えば十分。
  • 18点~24点:勉強開始時から、点数が取れなかった(苦手な)分野を集中的に勉強する。過去問を解いて安定して25点程度を取れるようになったら、それ以上は対策不要。直前期に時事対策は欠かさずに。
  • 17点以下:勉強開始時から、苦手範囲を軸に計画的に勉強をする。特に数的処理は時間がかかるため、毎日1問でも解き続けること。

 教養試験は、時事問題を除いて安定して25点程度を取れるようになったならば、それ以上の勉強を続ける必要はないと思います。勘が鈍らない程度に(週1~2日程度)問題を解けば十分です。逆に、25点に達しない方は、時事問題を除いて安定して25点を取れるレベルまでは勉強を続ける必要があります。

 年度によって足切り点数は変わりますが、やはり一つの目安は25点だと思います。 安定して25点を取れるレベルに達すれば、本番で足切りをされてしまう可能性は非常に低くなります。

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専門記述はいつ頃からやるべきか?

 専門記述の勉強時期は、結構難しいです(笑)理想をいえば、勉強開始時期からすぐにやりはじめるべきなのですが、教養試験の点数次第の部分が大きいからです。例えば、教養で25点以上取れる方は、最初から専門記述の勉強に特化することができますし、むしろ特化すべきです。

 一方、教養で18点~24点の方は、教養試験と専門試験の勉強時間を1:1程度にするとよいと思います。教養試験が安定して25点取れるようになったならば、専門記述の勉強に特化しましょう。

 教養で17点以下の方は、当面は教養試験の勉強に特化すべきだと思います。この段階で専門試験の勉強を開始すると、やることが多すぎてモチベーションが下がってしまう可能性も高く、効率的とはいえません。安定して18点以上を取れるようになるまで、専門記述試験の勉強はせずに、教養の勉強に特化した方がよいと思います。教養の点数が安定してくれば、専門試験を勉強するモチベーションも高まります。

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教養論文の進め方

 最も配点が高いと筆者が予想している教養論文ですが、コツを掴んでしまえばそれほど対策に苦労はしません。教養論文には合格の「カタ」があり、都庁の試験で聞かれるテーマも一般的なものが多いです。予備校のテキストや市販の参考書で公務員試験頻出のテーマを一通り勉強した後、実際に答案を書くことが最も重要です。答案を書けば書くほど、レベルの高い答案が書けるようになってきます

 また、当然腕は疲れますが、パソコンではなく本番を意識して手書きで答案を書くことをお薦めします。パソコンだと、簡単に削除・挿入ができてしまうため、一度書き始めたら中々書き直しができない手書きをすることが重要だと思います。例年一次試験は5月初旬ですが、1月以降に勉強を開始しても十分に間に合います。

 ただし、教養試験・専門記述の勉強の方がある程度目途が立っていることが前提です。受験戦略上も、試験日の前年末までに、教養試験と専門記述をある程度のレベルまでにしておくことをお薦めします

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実は大切な面接対策

 面接対策は、実は極めて重要です。最も合否に直結するのは、実は面接対策です。しかし、面接は二次試験しかないため、一次試験が終わるまでは考えなくて大丈夫、むしろ考えない方がよいです(笑)

 面接対策については、次回から改めて詳細に解説します!

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